STI学資積立プランの安心の根幹「信託」とは
信託という概念の歴史は古く、14世紀~15世紀の中世ヨーロッパで誕生。
この時代のヨーロッパは英仏100年戦争、バラ戦争に代表
されるように戦乱の時代だった。
戦争に行くのは荘園支配階級である貴族(騎士)であったが
彼らはそれなりの資産を持つ資産階級であった。
戦争に行き、戦死をした場合、自分の資産を残された一族、
家族にきちんと継承できるように、自分が信じた騎士に遺言
を託して戦場に赴いた事が信託制度の始まりです。
(自分が生きていれば負債の処理もできるが戦死してしまったら
不安が残る。子どもがまだ幼い人もいました。)
この問題を解決するために考えられたのが「信託」
という概念です。
「信頼できる方に信じて託す」から信託となりました。
信じて託される事は当時、大変な名誉(騎士道精神が生きている社会)
で有る為、名誉に変えられる価値は無かったのです。
万が一、託した方が戦死した場合、託された方は、その遺志に
従い、遺志通りに資産分割、資産の運用を行い、約束通りに
子供が成人した時に資産を引き渡す作業を行いました。
この際、重要な事は、戦死者が持っていた債務より資産を
護る為、託された資産を自分の名義に変更して資産運用、
資産分割が行なわれたのです。
そして名義変更により信託された財産は、時の債務者、
国家権力より保護され、信託者の遺志どおりに、
運用、移転が行われました。
この制度は、信託制度の中枢を意味するものとなっています。
託された資産を自分名義に変える事により、託された資産
を護るという行為を行った訳だが、これは、言わば、託された
資産の金庫番を託した人の家族に替わり行ってきたような
ものでした。
このように、中世欧州で生まれた信託という制度はその後、
18世紀~19世紀の産業革命後の市民革命の時期には、王侯
貴族の財産を護る術として活用され、更には、帝国主義による
列強のアジア、アフリカ進出に伴い、今度は、未開の地に出向
く企業戦士、官僚の財産を本人に替わり、本国で護るという
ように活用され、これに伴い法制度の整備も進み、19世紀後半
には、信託法という法制度と信託制度というシステムとして、
組織が手数料を取って信託を受けるというようにして確立
されていきました。
この作業を行なうことを業とするのが、現代社会では信託会社、信託銀行ということになります。
現代の信託制度でも、信託管理人が託された資産の名義を
自分の名義に変更し、これにより、債務者、国家権力よりの
追求をかわしている事には変わりありません。
お金を預けるにも普通口座で預ければ、お金の名前は
変わらないですが、預かった銀行は、それを原資に貸し出しを
行い収益を上げています。
ところが、信託口座に預けるとお金の名義は
信託管理人に変わってしまいます。
しかし、預かった金融機関はそれを原資にした貸出し
作業は行ないません。
預かるだけか、又は預かったお金を
原資にして金融機関の名前で約束の期間運用します。
名義まで受託者に変えることに預けられた資産は、
・債権者
・税務当局
・外国政府
・国家権力
よりの追求をかわすことができたわけです。
信託法制度のもとで管理される資産は、100%安全・確実に
資産を預けたかた(受託者)の意思どおりに管理・運用され、
100%受益者に渡されます。
おわかりいただけましたでしょうか?
あなたがHSBCの信託口座にお子様やお孫様の学資資金として
直接振込んでいただいた後は、
このような信託法の制度のもと守られるということなのです。

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